なつるんの動物病院 その5
。。。。。前回からの続き。。。。
さて、1週間後、、、
なつるんのお腹の具合はだいぶよくなり、下痢もおさまってきた。
しかし、耳は相変わらずかゆがって、
ぽりぽりぽりぽり、後ろ脚で掻いていた。
お医者さんに、1週間後にまた来なさい、と言われたのだが、
あのなつるんの叫ぶ様子や、いやがり方、
特に、白目をむいていたのを思い出すと、
ちょっと同じ病院に連れて行くのがためらわれた。

前の病院でもらった薬をすべて持ち、
別の病院へ向かった。
なつるんの名前が呼ばれて、診察室へ入った。
先生に事情を話し、
もってきた薬を全部見せた。
先生、なつるんにまず話しかける。

すると、なつるん、前回の嫌な思い出が蘇ったのか、
診察台からなんとか飛び降りようと騒ぎだす。

、、、そういうと、先生は、わんちゃん用おやつを手に。。。

先生が、おやつを出す。
食いしん坊なつるん、おやつのにおいをクンクン嗅いでぱくっとひと飲み。

今日は はじめてだから、病院を好きになってもらわないとね。
その間に、お耳ちょっと見せてもらうよ。
先生、なつるんの耳をチェック、そして、お腹も触診。

いれば、動くのでわかるから。
なので、耳のために通う必要はないですよ。
これは、虫じゃなくて、アレルギーの可能性が高いね。
その証拠に、口のまわりとか、目のまわりとかも
ちょっと掻いて赤くなってるでしょう。
もし、これからいろんなところを掻いちゃって、
ひどくなりそうだったら、また連れてきてください。
アレルギーの検査をしてみましょう。
でも、今の段階では、それほどひどくはないので、
ちょっと様子をみましょう。
お腹の具合も良くなっているようだし、
今日は、せっかくきてもらったけど、
これで終わりだね。
それから、もってきてもらった薬だけど、、、
抗生物質だけは、最後まで飲み続けてください。
それ以外は、もう、飲まなくていいでしょう。
こんなに薬が多すぎると、
それこそ下痢は止まらないからね。
あと、この缶のドッグフードは、いらないよ。
これは、手術をして入院したときに、
あまり食事を食べられない犬にあげるものだから。。。
なっちゃんは、食欲もあるし、
普通の食事でいいと思いますよ。
、、、、というわけで、、、、
半年続くと思われた、なつるんの病院通い、
とりあえず終了できたのでした。
ちゃんちゃん。。。。とりあえずは。。。

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なつるん 動物病院へ行く その4
。。。。その3からの続き。。。。
すべての治療を終え、薬をたくさんもらった。
家で恐怖の耳掃除をするために必要な、
耳掃除用の洗浄液、
暴れるくん防止のための エリザベス
飲み薬 抗生物質を含めて6種類
さらに、

、、、ということで渡された、
療養中のわんちゃん用 缶詰めドッグフード、15缶。
治療時間、2時間。
治療費、3万円也。

耳は、完治するのに、半年くらいは通ってもらうことになりますね。
とりあえず、来週、また見せにきてください。
、、、、ということで、その日の治療は終わった。

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なつるん 動物病院へ行く その3
。。。。。その2からの続き。。。。。
恐怖の耳掃除 はなんとか終わったが、
その日のなつるんは、
もうひとつ、課題があった。

下痢してます?

先生、なつるんのおなかを触る。

先生、なつるんのおしりに、体温計 をいれる。
きゃい==ん
なつるん、また叫ぶ。
熱は、39度。
今でこそ、犬の平熱は38.5度くらいだから、
39度なら、まあ、ちょっと微熱程度で、
しかも、恐怖の耳検査であれだけ暴れた後なので、
熱も多少あがるだろう、と予想はできるけど、
当時は、犬の平熱も知らなかった私。。。超、心配。。。
次に、先生は、おしりからうんちをこすりとり、
うんちの検査。

すると、先生、次のアクションにうつる。


看護婦さんが、点滴の準備をする。
人間の点滴の器具とほぼ同じようなものが、
がらがらがらっと運ばれてくる。
先生、点滴の針を用意し、
なつるんの、首の後ろに、針をさそうとする。
これには、なつるんおとなしくしている。
先生、なんどもトライするが、
点滴の針が、なかなかささらない。

なかなか難しいんですよ。
先生、針と、なつるんと、格闘。。。格闘。。。格闘。。。
やっと刺さったと思うと、
毛のせいか、すぐにはずれる。
そんなこんなを繰り返し、
なんとか針が刺さり、

待ってもらうので、これから1時間ぐらい、かかりますよ。

そして、点滴の針を付けた状態で、
正確には、点滴の針が付けては、外れ、付けては外れを繰り返しながら、
1時間ほど病室で待つ事になった。
幸い、待合室で待っているわんちゃんは、
ほかにだれもいなかった。。。
。。。。。続く。。。。。

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なつるん 動物病院へ行く その2
。。。。前回からの続き。。。。
さて、耳に虫がいると診断された なつるん 。


耳に、この薬をいれますね。
虫を浮かせて外に出しますよ。
、、、と言うと、お医者さん、なつるんの耳の中に、
たらたらたら〜っと薬の液を流し込む。
首には、エリザベス。 耳には、冷たい液体。
気が狂わんばかりに、泣き叫ぶなつるん。

さらに暴れる。
お医者さんがなつるんの首を、看護婦さんがなつるんの脚をおさえ、
薬を流し込む。
薬を流し込むと、耳まわりをくちゅくちゅもみ始める。

虫を殺しだすんです。

そして、お医者さん、今度は、耳の中の奥の方まで、
ガーゼのようなものを押し込み、
ぐいぐいふきとる。
かなり奥の方までぐいぐい棒のようなものをいれる。

かなり奥の方までいれても、痛くないの。
痛くないよね。全然痛くないでしょ。
、、、とお医者さん。
しかし、なつるん、泣き叫ぶ。

なつるん、泣き叫ぶ。 泣き叫ぶ。 泣き叫ぶ。
なつるん、白目になる。

びっくりしてるだけなんで。
私、ちょっと不安になる。
はじめての、動物病院。
動物病院は、みんなこんな感じなの?
こんな白目になりながら、泣き叫んでいる。。。これが普通?
それとも、うちのなつるんの性格のせい?
ぐいぐい耳ほじくりはしばらく続き、
ようやく終わり、お医者さんが言った。

。。。。。。続く。。。。。。

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